457nmレーザー

457nmレーザーは、914nmの基本波を基にした第二高調波(SHG)によって生成されます。この914nmのレーザーは発振に強力な励起が求められますが、Cobolt社独自の高性能な共振器設計により、コンパクトながら高いビーム品質を維持した出力が可能です。 また、このレーザーは単一縦モードで動作し、線幅は1MHz未満と極めて狭いため、ラマン分光やホログラフィ用途に非常に適しています。また、出力400mWの半導体ベースの457nmレーザーもラインアップに含まれます。 製品ラインは筐体サイズに応じて以下のように分類されています。
Coboltの457nmレーザーを用いた論文
- インラインRamanイメージングによるマイクロ流体チャネルにおけるヘリンボーン溝による混合の解析
- ゴルジ体における糖転移酵素のサブゴルジ局在を3D超解像イメージングで解読
- 青色および紫色の花におけるアントシアニン系色素のin vivoおよびin vitro特性評価のための共鳴ラマンおよび可視マイクロ分光法:抽出物のHPLC-ESI-MS分析との比較
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 24ヶ月保証
- PCからの簡単制御
457nmレーザーのシリーズ
製品の仕様
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の04シリーズデータシートにございます。
04・05シリーズ データシートダウンロード
04・05シリーズ データシートダウンロード
仕様 | 457nmレーザー |
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出力 | 30 mW |
横モード | TEM00 M2 < 1.1 |
ビーム径 | 700 μm ±70 μm |
ビーム対称性 | > 0.95:1 |
スペクトル幅 | < 1 MHz |
ノイズ(rms) 20Hz〜2MHz | < 0.25 % (典型値 <0.15 %) |
長時間安定度( 8時間) | < 2.0 % |
拡がり角 | <1.2 mrad |
消光比 | > 100 : 1(垂直) |
通信 | RS-232又はUSB |
レーザーヘッドサイズ | 100 x 40 x 40 mm |
コントローラーサイズ | 60 x 85 x 35 mm |
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の08シリーズデータシートにございます。
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