515nmレーザー

 

515nmレーザーは、1030nmの基本波を非線形結晶で波長変換することにより生成されるコヒーレント光です。Cobolt社のHTCURE技術(光学部品の硬化固定技術)により、接着の高耐久化と機械的な収縮を最小限に抑え、優れた耐衝撃性・耐湿性を実現しています。その結果、長期にわたる高い信頼性が確保されています。
04シリーズ:当初からある標準的なシリーズで最大出力は150mWです。
05シリーズ:04シリーズより筐体がやや大きく、最大出力は300mWです。
06シリーズ:固体レーザーとしての発振器ではなく、半導体レーザーモデルがございます。高速変調が可能です。
08シリーズ:コンパクトな設計で、スペクトルの裾部が狭帯域化されています。さらに、オプションでアイソレーターの追加も可能です。50mWまでございます。

Coboltの515nmレーザーを用いた論文

WS2 単層膜におけるひずみ分布の偏光分解二次高調波発生による検出

製品の特徴

・優れた光学的安定性と長い可干渉距離

・良好なビーム品質 (M2<1.1)

・独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性

・最大24ヶ月保証

・PCからの簡単制御

 

製品の仕様

04・05シリーズ

仕様 515nmレーザー Fandango  
  04シリーズ 05シリーズ
波長 514.4±0.3 514.8±0.3
出力 50, 100, 150 mW  300 mW
ビーム横モード TEM00 M2 < 1.1 TEM00 M2 < 1.1
ビーム径 700 μm ±50 μm 700 μm ±50 μm
ビームシンメトリー > 0.95:1  > 0.90:1
スペクトル幅 < 1 MHz < 500 kHz
ノイズ(pk-pk) 20Hz〜20MHz  < 2 % (典型値:<1.5 %) < 2 %
ノイズ(rms) 20Hz〜20MHz < 0.25 % (典型値:<0.15 %) < 0.2 %
長時間安定度(±2℃, 8時間) < 2% < 2%
拡がり角 < 1.2 mrad (全角) < 1.1 mrad (全角)
波長安定性(±2℃, 8時間) <1 pm  <1 pm
消光比 > 100 : 1(垂直) > 100 : 1(垂直)
通信 RS-232またはUSB RS-232またはUSB
保証期間 24ヶ月 12ヶ月
レーザーヘッドサイズ 102× 60 × 40 ㎜ 125 × 70 × 45 ㎜
コントローラーサイズ 190 x 72 x 28 ㎜  190 x 72 x 28 ㎜ 

 

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Cobolt 総合カタログ
Cobolt 05シリーズデータシート
Cobolt アプリケーションノート

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