532nmレーザー

532nmCWレーザーは、Nd:YVO4結晶によって生成される1064nmの基本波を非線形結晶で波長変換することによって得られるコヒーレント光源です。この波長は比較的容易に発振可能であるため、さまざまな用途で幅広く利用されています。Cobolt社の高性能共振器設計により、小型ながら最大1.8Wまでの狭線幅CW出力を安定して提供できます。用途や出力に応じて、以下のような筐体サイズごとのラインナップが用意されています。全てシングル縦モードになります。
Coboltの532nmレーザーを用いた論文
- 水性塗料の開放時間と膜形成の定量化におけるレーザースペックルイメージングの活用
- 高解像度・高感度振動イメージングのためのオーバートーンフォトサーマル顕微鏡
- 3D拡張現実用メガネのための導波路ホログラフィー
その他の関連論文は こちらの論文一覧ページからご覧いただけます。
製品の特徴
- 優れた光学的安定性と長い可干渉距離
- 良好なビーム品質 (M2<1.1)
- 独自のHTCure技術による超堅牢な密閉パッケージがもたらす高信頼性
- 24ヶ月保証 PCからの簡単制御
532nmレーザーに対応するシリーズ
製品の仕様
※ファイバーピグテイルタイプの仕様は下記の04シリーズデータシートにございます。
04・05シリーズ データシートダウンロード
仕様 | 532nmレーザー |
---|---|
波長公差 | 532.1±0.3 nm |
出力 | 25, 50, 100, 200, 400 mW |
広がり角 | < 1.2 mrad |
ビーム横モード |
TEM00 M2 < 1.1 |
ビーム径 | 700 μm ±70 μm |
ビームシンメトリー | > 0.95:1 |
スペクトル幅 | < 1 MHz |
光ノイズ(rms) 250Hz〜2MHz | < 0.3 % |
長時間安定度(8時間) | < 2.0 % |
消光比 | > 100 : 1 垂直 |
デジタルパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-1 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
アナログパワーモジュレーション | 変調周波数:DC-1 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
デジタルカレントモジュレーション | 変調周波数:10 kHz |
アナログカレントモジュレーション | 変調周波数:10 kHz 消光比> 10 000 000 : 1 (>70dB) |
通信 | RS-232又はUSB |
レーザヘッドサイズ | 100 × 40 × 40 ㎜ |
コントローラサイズ | 82 x 56.6 x 32 ㎜ |
保証期間 | 24ヶ月 |
06シリーズ データシートダウンロード
仕様 | 532nmレーザー |
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08シリーズ | |
出力 | 25, 50, 100, 200, 400 mW |
横モード | TEM00 M2 < 1.1 |
ビーム径 | 700 μm ±70 μm |
ビーム対称性 | > 0.95:1 |
スペクトル幅 | < 1 MHz |
ノイズ(rms) 20Hz〜2MHz | < 0.25 % (典型値 <0.15 %) |
長時間安定度( 8時間) | < 2.0 % |
拡がり角 | <1.2 mrad |
消光比 | > 100 : 1(垂直) |
通信 | RS-232又はUSB |
レーザーヘッドサイズ | 100 x 40 x 40 mm |
コントローラーサイズ | 60 x 85 x 35 mm |
※ファイバータイプ(脱着式)の仕様は下記の08シリーズデータシートにございます。
08シリーズ データシートダウンロード
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