固体CWレーザー
Cobolt社は独自技術の高温硬化接着による光学素子固定化技術 HTCureにより、堅牢な共振器構造を製造することができ、極めて信頼性の高いのレーザー発振器を製造することができます。
波長表
320nm | 355nm | 457nm |
473nm | 491nm | 515nm |
532nm | 553nm | 561nm |
594nm | 640nm | 660nm |
707nm | 780nm | 785nm |
813nm | 1064nm |
320nmレーザー

320nm固体レーザーは、青色半導体レーザーを励起光源としてPr:YLF結晶から得られる640nmレーザー光の第二高調波によって得られます。320nmレーザー光は世の中に出て間もないため、未知のアプリケーションに対して期待できます。
349nmレーザー
355nmレーザー
457nmレーザー

457nm固体レーザーは、914nmレーザー光の第2高調波によって得られます。914nmレーザー発振には強励起が必要ですが、Coboltの優れた共振器構造により、小型で高いビーム品質をたもちながら発振することが可能です。さらに<1MHz以下の極めて狭い線幅(シングル縦モード)をもつため、ラマン分光やホログラフィにも最適です。
473nmレーザー

473nmレーザーは、946nmレーザー光の第二高調波によって得られます。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大50mWまで出力
・05シリーズ:04シリーズと共振器構造が異なり、04よりも筐体がやや大きく、最大300mWまでの出力
・08シリーズ:最も小型なタイプで、最大30mWの出力
491nmレーザー

バイオアプリケーションによく使用されている488nmレーザーは可干渉性が低い問題がありましたが、Cobolt社製491nmレーザーは固体レーザーのため488nmレーザーでは達成できないアプリケーションに有力です。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
515nmレーザー

515nmレーザーは、1030nmレーザー光の第二高調波によって得られます。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
532nmレーザー

532nmレーザーとはNd:YVO4結晶で発生される1064nmレーザーを非線形結晶に入射することで得られるコヒーレント光源です。比較的発振し易い波長であることから多岐にわたる分野で使用されています。Coboltの優れた共振器により、小型でありながら最大1.5Wまでの狭帯域CWレーザー光を出力できます。下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大400mWまで出力
・05シリーズ:04よりも筐体がやや大きく、最大1800mWまでの出力
・06シリーズ:最も小型なタイプで、最大300mWの出力をもち、50 kHzまでのアナログ・デジタル変調が可能
553nmレーザー

553nmレーザーは、和周波と非線形結晶による波長変換することによって得られるコヒーレント光源です。半導体レーザーよりも共振器長が長い固体レーザーでありながら、10kHzまでのアナログ・デジタル変調が可能です。
561nmレーザー

561nmレーザーは、1122nmレーザー光の第二高調波によって得られます。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大200mWまで出力
・05シリーズ:04よりも筐体がやや大きく、最大1000mWまでの出力
・06シリーズ:最も小型なタイプで、最大200mWの出力をもち、50kHzまでのアナログ・デジタル変調が可能
・08シリーズ:06よりも筐体がやや大きく、最大200mWまでの出力
594nmレーザー

594nmレーザーはバイオアプリケーション等やその他理化学用途に有力です。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大100mWまで出力
・06シリーズ:最も小型なタイプで最大150mWの出力をもち、アナログ・デジタル変調が可能
640nmレーザー

640nmレーザーは青色半導体レーザーを励起光源に使用することで、直接に640nmレーザーを発生させます。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
660nmレーザー

660nmレーザーは1320nmレーザー光の第二高調波によって得られます。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
785nmレーザー

従来の狭帯域785nmレーザーは出力が低い半導体レーザーが用いられておりましたが、500mWの785nm固体レーザーを実現しました。
Cobolt社製のレーザーはHTCUREテクノロジー(筐体内光学部品硬化・固定技術)により堅牢な接着、機械収縮を低減し耐衝撃性及び耐湿性に優れ、極めて高い信頼性を誇っております。
1064nmレーザー

1064nmレーザーはNd:YVO4結晶で発生され、高い耐久性と比較的発振し易い波長であることから多岐にわたる分野で使用されています。Coboltの優れた共振器により、小型でありながら最大1.5Wまでの狭帯域レーザー光を出力できます。下記のような筐体の大きさごとにシリーズが分かれております。
・04シリーズ:最大400mWまで出力
・05シリーズ:04よりも筐体がやや大きく、最大3000mWまでの出力
・06シリーズ:最も小型なタイプで、最大200mWまでの出力
